基本情報
遺産名:カスビのブガンダ王国歴代国王の墓
地域:東アフリカ
所在国:ウガンダ共和国
登録年:2001 遺産の種類:文化遺産
該当登録基準:(i)(iii)(iv)(vi)
登録基準を参照
概要:カスビのブガンダ王国歴代国王の墓はカンパラ地区丘陵部の30ヘクタールに及ぶ地域を包括すしている。指定されている地域のほとんどは農地であり、伝統的な方法で農耕が行われている。核心部である丘陵の頂部ではブガンダ王国のカバカ(王)の旧宮殿があり、1882年に建設され、1884年に王墓として利用されるようになった。この旧宮殿にある、円形でドーム型天井を持つ主屋には4つの王墓があった。これは主に木材、わら、葦、編み枝としっくいによる土壁など自然の材を用いて作成された建築活動の優れた見本となっている。しかしながら、この遺産の重要性は、信仰、精神性、継続性、アイデンティティといった、眼に見えない価値に置かれている。2010年3月に、火災によってカスビの丘の頂部にある旧宮殿が焼失したことで、危機遺産リストに登録された。
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